2011年1月31日月曜日

黙読と情報化

文字、声に出して読まれるものとして

12世紀にあった教会革命=情報革命
→法のテクストの、膨大な情報を全て文書化(≒視覚化)

「言葉を視覚化することは、情報を一語一語の単位で
切断することも便利にさせた。」(松岡正剛)

→本やテクストが声に出して読まれなくなったのもこの頃?
→欧州での黙読は400年頃からあるらしい
http://www.guerrillascholar.com/cogito/?p=97
→19世紀までの全世界約9割は文盲

→法の文書化に伴い、黙読がメインストリームに取って代わったということか?
→しばらくは演説、ヴィジュアル図版(15世紀以降の印刷技術の発展)が主流
→演説やらヴィジュアル図版が、文書化されたテクスト情報に基づいていた
→黙読のメインストリーム化は20世紀からと考えるのが妥当か
(日本での黙読史はいつ頃から始まったのだろう?)


黙読化と情報化、視覚性と暴力